インフラ担当者の底力が問われる

インフラ担当者にとっての環境構築は、最大の腕の見せ所といっても過言ではないでしょう。
よくあるパターンとして、以前と同一の環境だから、手順書を使い回して構築をしようとしたけれど、実際はうまくいかなった、という事象です。

作業手順書は非常に重要で、尊重すべきものですが、それをそのまま流用してうまくいくことは多くありません。インフラシステムは、ハードウェア、ソフトウエア、アプリケーション、ネットワークにまたがっており、規模が大きくなればなるほど複雑化していきます。
たった一つのアプリケーションのバージョンが違っていれば、同一環境とは言えず、想定通り作業が進行しない原因となり得るのです。

このため、仮にどれだけ入念に設計書を作り、テストを重ねて構築作業に望んだとしても、問題が顕在化することは避けられません。
また、残念ながらそういった時にこそ、現れた問題の根が深く、難題であることがあります。

そこで問われるのが、冒頭で述べた通り、エンジニアの腕です。
これまでの経験や知識をもとにして、どうしてその問題が起きたかということ、どうやってその問題を解決すればよいかということを、推測し、検討していかねばなりません。

また、何も起きていなければエンジニアに仕事を任せて貰えますが、そういったトラブルが起きると、仕事を依頼している顧客側の目が厳しくなるというものです。
ミスに起因する場合は、再発防止策なども考えなくてはならないので、技術力・問題解決能力が問われる工程なのです。

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